さて、グロムに決定してから6時間後(徹夜)、
インターネット中の中古のグロムを全て見た結果、最も良さげな個体を推定しました
そしてフットワークの化身ことかおかお、
その1時間後には実車を目の前にしていました
YouTubeで適当に検索した、
「中古バイクの選び方‼️笑笑」みたいな動画で学んだ教科書2ページ分くらいのあっっさい知識でじっくり車体を確認していきます
しかし雨の中、
開店直後のだだっ広いお店には客はぼく一人しかおらず、
3分もしないうちに店員さんがトマホークミサイルの如く飛んできました
店員さん「こんにちは〜〜〜〜」
かお「アッコンニチハ...」
店員さん「エンジン掛けてみますか〜?」
かお「アッハイ...オナシャス」
店員さん「この個体は状態がいいですよ〜〜〜〜」(いろいろ見せる)
かお「アッアッ」(ネフェルピトー)
かお「…」(知識が浅すぎてもう聞くことがない)
店員さん「^_^」(ニッコニコ)
かお「アッアッ」(孔明並みの閃き)
かお「タイヤトカッテ...」
店員さん「納車前に交換しますよ〜〜〜」
かお「アッハイ...」
かお「…」(もう完全に聞くことがない)
店員さん「^_^」(ニッコニコ)
かお「…」(意味もなく車体をグルグルする)
店員さん「^^^_^^」(微動だにしない)
かお「アッカイマス...」(決意)
店員さん「まいど〜〜〜〜〜〜〜」
そんな感じで気づけばグロムを買っていたかおかおでした
今考えると、
もう少し待てば〜とか他の店も見ろよ〜とか思いますが、
この時かおかおの理性は徹夜とコミュ力の欠如によって完全に失われ、
この状態のぼくにしてはこれは可能な限り最善の選択であったと考えられます
なによりタイのおじさんがあんなにも愛情を注いでくれているバイクが悪い訳無いので!!!!!!!!(逆ギレ)
しかし、この間違いかと思われたこの選択は、後に大正解であったことが判明するのです…
………………………………………………
さて、バイクの納車までに用意しなければならないものがいくつかあります
まずはバイクを置く、駐輪場です
かおかおの住んでいるアパートの管理人さんになんとか駐輪場に置かせてもらえないか交渉しましたが、
普段ニッコニコのおじさんがバイクの話になった途端人を殺すときの顔になったので諦めました
そこで、家から徒歩10分くらいのところで月5000円と、周辺で一番安い駐輪場を借りました
安い理由は現地に行って判明しました
駐輪スペースが完全に二等辺三角形になっていました
グロムはちっこいので斜辺でなんとか収まりました
次に用意すべきものはそう、ナンバープレートです
グロムは原付二種なので、陸運局でなく各市区町村の役所で登録できます
と言う訳で、国民の血税を湯水のように使って作られたやたらデカい役所にきました
窓口の人に原付の登録なんですけど…って言ったら3分くらいでナンバープレートを貰えました
これからは吉野家の感覚でナンバープレートを取りに来れます
淫乱ピンク
そしてこれらが準備できたら、
いよいよ納車です!
フルフェイスを抱えて電車でお店に向かいます
すれ違う人にモンハンのクエストかよみたいな顔で見られたのが今でも記憶に残っています
お店が見えてきました
グロムいるかな…いるかな
あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!、!!
いる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うれしー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
part3につづく