なんだこのふざけたちっちゃい窓
世界一軽いドアを開けて、1回目の休憩です
246を下ること1時間、厚木のコンビニにきました
ぼくは長いこと暁風と付き合っててわかっているので、この時点で明日の朝食までの飲み物、食い物を全て買い揃えました
厚木から宮ヶ瀬方面へ抜けます、途中、雨が上がったので、、
オープンにしました、s660のオープンは手動で、左右のロックを外して、クルクルと屋根を巻いてトランクに収納する仕様です
急にとんでもない解放感になりました
これがぼくの人生初のオープンカーです
展望のよさ
走り出します
真夏の夜という事もあり、寒いも暑いもありません、完璧なコンディションです
あか、かお「やっべ!!!これやっべ!!!!楽しすぎる!!!!!!!」
どこまでも行ける気がしました、この時は
一瞬で宮ヶ瀬を過ぎ、同志みちに入ります
狂ったように走り続けること2時間、道の駅どうしに到着しました
ぼくが同志みちで体験したアクティビティで一番楽しかったかもしれません
この時間の道の駅どうしには走り屋みたいな人がいっぱいいて、s660は文字通り肩身が狭かったです
そこからまた1時間、同志みち、山中湖を抜け、河口湖までやってきました
この車、楽しすぎる…
まだまだ走り続けます、今度は富士の樹海を抜けて朝霧高原方面へ向かいます
時間もありどんどん交通量が減ります
ちっちゃちミッドシップエンジンも、MT車らしく心地いい音を奏でてくれます
こんな時間に富士山を眺めたのは初めてかもしれません、なんか光ってる?
もはや何の写真かわからん
どんどん進んで樹海に突っ込みます
なんっにもないです、だ〜れもいません
ちっちゃいオープンカーで走るには少々不安が伴います
こえっ
こえっ
あか「迷った」
かお「おい!!!!!!」
気づけば本栖湖の湖畔に出ていました
これがかの有名なトイレです
ぼくはゆるキャンが2巻くらいの頃から読み始めたので、ミーハーのオタクがこのベンチで写真撮ってるとほんとうに悲しいです(クチャクチャ)
こんな下手に出てるのに、監視カメラがあるだけで途端にディストピア社会になりますね
川崎を出て5時間、オープンカーで本栖湖までやってきました
夜の本栖湖は形容し難い静かで重い空気感に包まれていました、オープンカーで来てるバカ二人はぼくらだけです
くら〜い
ここで流石に二人とも限界を迎えたので、屋根を付けて車中泊を試みました
無理でした
s660で車中泊は100%無理という結論に至ったので、このまま進むことになりました
だんだんとドープな時間になってきました
甲府の市街地に出た後は、20号で諏訪方面を目指します、無論、ノンストップです
交通量も最小になってきた3時半、ぼくたちは北杜市あたりにいました
あか「お前一回、一回運転してみ」
かお「徹夜明けでMT車って運転していいものなの…?」
運転しました(約5キロ)
徹夜明けと、全く覚えていないMT車の運転ということで、信号待ちの度に3rdに入れてしまうというミスを連発しましたが、運転自体はめちゃ楽しかったです
それにしても、
誰もいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちっちぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
諏訪からはビーナスラインを目指して北上します
霧ヶ峰に到着しました、シーズン真っ只中とありたくさん人が来ていました、徹夜でs660に乗ってきてるのはぼくらだけですけど
狭い以外いい車
宝くじ7回当たったら買ってもいいかなって感じです
そしていよいよ明るくなってきました
夜明け前のビーナスラインを美ヶ原目指してかっとばします
ここはどこ…?
狭い………
しかしまあ朝焼けが綺麗です
こういう時って
滅茶苦茶眠い時に限って
絶景が見れたりするんですよね
絶景は狙うものでなく出会うものなんですかね
とか徹夜明け脳みそで考えているうちに
いよいよ美ヶ原高原美術館が見えてきました
着いた〜〜〜〜〜〜〜〜
川崎から下道で数百キロ
ハイパー日の出には滅茶苦茶人が集まってました
あか「来年は初日の出ここ?」
かお「今日見たからこれ来年分でいいよ」
あか「???」
part3につづく