かおかおを乗せたかおカーは、東北道をひたすらに北上し続けるのでした
ナビに謎のマークが現れました
かお「これなに、浸水?、引き返して土浦行かね?(近場)」
あか「洗車場でしょ」
かお「あ、そっかぁ…(納得)」
かお(…違くね?)
気づくともう羽生に近づいていました
羽生と言えばひぐらしのあいつですよね
ひぐらしの羽入、
いかんせん無能すぎませんか
「あうあう〜」って言っていれば全部許されると思ってそうで、
一回日生学園にでも入ったらいいんじゃないかと思っていました
そんな理由があってぼくはひぐらしを視聴中画面に羽入が映る度にチャンネルを変えて水曜日のダウンタウンにしていました
浜田の相方の黒人が面白いですよね
とか考えているうちにもますます北上していきます
あか「しょうみどこ行くと思う?」
かお「(ほんとは日光やろな)那須」
あか「(ゆずソフトの話をする)」
かお「(日光やろな)」
ところが事態は悪化します
かお「あれ日光道の分岐すぎてね?」
あか「(ゆずソフト)」
かお「ア!!!!!!(事の重大さに気づく)」
日光じゃないとしたら…
ないとしたら…
ア゛チ゛す゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛
かお「ユルシテ....ユルシテ....」
もはや見たことない地名がバンバン出てきます
向こうに見えるのが全然知らない岳で、手前のが田ンノウンです
東京からおよそ200キロ、矢板まできて初めての休憩です
かお「朝ご飯、朝ご飯を食べよう(飢餓)」
あか「時間ないから車内で食べる(しなさい)」
かお「やはりヤバい(再確認)」
オイオイオイ
どこ〜〜〜〜〜〜???
ここはどこ〜〜〜〜〜〜〜〜?????
地図でしか見たことない地名〜〜〜〜〜〜〜
とかやっていると、ようやく高速を降りるようです
「岳」とかいうマジで意味わかんない地名があります
名前から察するにおそらくここには
標高9000メートル級の山々の崖っぷちに作られた幅員1.5メートルの泥道を屋根まで人間を満載したバスやありえんうるさいダンプが行き交う世界が広がっているでしょう
「二本松」の方へ向かうことを祈ります
思いの外下道の周りには街がありました
しかしここデカいパチンコ屋とラブホと山しかないことで知られている福島県です
油断すれば即座に誘拐され赤べこの塗料にするための血を抜かれることになるため、片時たりとも気を抜けません
しばらくは街の中を走っていましたが、気づけばあっという間に山の中にいました
その頃ぼくは「これ確実に雪で埋まるやつだ」って形の建物を発見して絶望にうちひしがれていました
ほんの2時間前までは東京にいたのにです
どんどんわけわからん山の中へ進んでいきます
これまた人里離れたところにありがちな「やたら新しい高速の橋」ですね、
この橋をみたら半径3キロにはクマムシですら住んでいないということを意味しています
ここは雛見沢??
牧場とゴルフ場しかない世界です
文明の息吹が徐々に薄れていきます
しばらく進むとありえん形状の交差点がありました、シティーズスカイライン初心者か
道の駅も当然スルーします、どこへ向かってるんだよ
そして
ありえん長いトンネルを抜けると…!!
あか「ついた」
かお「マジ??!!」
どこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜??????
part3につづく